なぜ上京の意味は曖昧なのか。その理由を調べてみました。


夢を叶えたいから、東京に憧れがあるから上京したいと思う人は多いことでしょう。

しかし上京という言葉は意外と曖昧なもの。上京すると行っていた友達が、東京ではなく横浜や千葉に住んでいたとしても、それは上京と呼べるのでしょうか?

ここでは上京の意味と、なぜ曖昧なのかを調べてみました。

 

上京とは?

まず上京という言葉の意味を理解しておきましょう。

「上京」を辞書で引くと、「地方で暮らす人が都に行くこと。特に東京に行くこと」と書いてあります。

上京という言葉の意味だけを言えば、「上京する」は「みやこへ行く」事を意味します。上京の「京」は天皇陛下がお住いになられている場所という意味。

 

その京へ近づくことを上がりと呼び、逆に離れていくことを下りと呼び、逆に離れていくとを下りと呼びます。明治新政府樹立後は、天皇陛下は東京の皇居に居ますので、現在「上京する」といえば、「皇居のある街へ上がります」を意味することになります。

 

東京都内なら上京することになる?

都内というと本来は東京都全域を示していましたしが、現在は東京都区部のことは示します。

ここらい辺については、実は曖昧なところです。極端なこといえば、東京に行くことが上京であれば、東京都から287km離れた八丈島に引っ越しをしても「上京する」ことになります。他にも父島・母島や伊豆諸島・小笠原諸島に同じことが言えてしまいます。

 

しかし、こういった島に引っ越したことを「上京した」と呼ぶには、些か不自然なことといえます。あえて、上京の定義をするなら、一般的に上京は東京23区内に引っ越をすることを「上京」と定義した方がしっくりきます。

 

なぜ上京の意味は曖昧なのか?

では、なぜ「上京」という意味は、これほどまでに曖昧なのでしょうか?

それは、明治や昭和など昔の人達が「上京する」という言葉に、「夢を叶える場所」という想いを込めていたからではと推測します。

 

昔は現代ほど日本は発達しておらず、都市では成功する可能性に満ちていました。しかし地方では入る情報も少なく成功する確率は極めて低かったので上京して成功しようと思う方は多かったはずです。

当時の人達からすれば、上京することは東京も横浜も埼玉に引っ越しをすることも対して違いはなかったのだと思います。就職することさえ困難な時代だったこともあり、地元ではない東京圏で成功するという強い意志こそが、当時の方にとっての上京であったのかもしれません。

 

そのため、上京するという定義という議論も当時は、あまり意味の成さなかったのではないでしょうか。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、上京の意味となぜ曖昧なのかを調べて見ました。

人によっては、上京の意味も違っていることが今回の調べていましたが、一般的に考えれば東京23区内に引っ越しをすることが、上京したと確実に言えます。

 

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